蜩ノ記・・・(1844)
2014年 07月 13日
先日、次女の夫から頂いた本を読み終えたので紹介したいと思います。
それは、著者:葉室麟の『蜩ノ記』(ひぐらしのき)直木賞受賞作、50万部突破の小説です。
豊後羽根(うね)藩の城内で刃傷騒ぎを起こした檀野庄三郎(だんの しょうざぶろう)は、家老・中根兵右衛門の温情で切腹を免れたものの、7年前に藩主の側室との不義密通の罪で10年後の切腹と家譜の編纂を命じられ、向山村に幽閉されている戸田秋谷(とだ しゅうこく)の監視を命じられる。だが、秋谷の精錬さに触れるうち、無実を信じるようになり・・・・・・。。
凛冽たる覚悟と矜持を描く感涙の時代小説。映画化も決定。
ひたむきに人を思いやる姿に、心打たれました。潔く生きること、声明を慈しむことについて心静かに考えさせられました。
☆彡異邦人が選ぶ名曲をお贈りしています。
今日の一曲 / ひき潮
by akr-24
| 2014-07-13 20:40
| 趣味