タバンカ祭・・・(1636)
2013年 09月 15日
茨城県下妻市は、深田恭子らが演じる「下妻物語」で一躍有名になりましたが、昨夜、大宝八幡宮で伝統の奇祭「タバンカ祭」が行なわれました。
南北朝時代に八幡宮境内にあった寺から出火し、畳や鍋フタで消し止めた事に由来するという変わった祭りです。
祭の前の境内はひっそりと静まり返っています。
やがて山門の前に篝火が焚かれ・・・・・。。
暫らくすると、提灯を持った人に見守られ神殿から大きな松明が境内に運び込まれた。
境内に火が放たれ、燃え上がり火の粉を畳などで振り払い。
覆面をした白装束らが消火にあたる。
その後、松明の火の粉を浴びると火災を免れるとも伝えられていることから。
松明役と畳役が境内を駆け巡り。
見物客に火の粉を浴びせていた。
「タバンカ」の名は、消火を模した仕草で、畳などで石畳をたたく音から付けられた様で、その音は1キロ先までパタンパタンとまるで大砲を放つ様な音にも聞こえるそうで、夜の境内に響き渡っていました。
by akr-24
| 2013-09-15 10:22
| 生活環境