淡墨桜・・・(1991)
2015年 03月 28日
今日、栃木県下野市にある天平の丘へ行って来ました。そこには、「岐阜県根尾村にある国の天然記念物に指定されている淡墨桜の実生苗を譲り受け、現在大きく育ち満開になっているとの事で観に行きました。
天平の丘公園と言われるこの地域は、天平時代に国家鎮護のため聖武天皇によって国ごとに建てられた国分寺と国分尼寺のあったところだそうです。その跡は発掘調査されて史跡として保存され、下野国分尼寺跡公園にこの淡墨桜が植えられています。
幹回りも大きく、樹高は10m余、枝も10m近く広がって見応えがあります。
この淡墨桜は、蕾のときは薄いピンク、満開になると白色、散りぎわには特異の淡い墨色になる ので「淡墨桜」と名付けられているそうですが、まだまだ淡墨色にはなっていないようでした。
7本の淡墨桜が遺跡の周りに咲いていました。今日午後からは青空が出て暖かくなりましたが、午前中は雲が多くスッキリしませんでした。ここは夜間照明もやっているようです。淡墨の夜桜も見てみたいものです。
☆彡異邦人が選ぶ名曲をお贈りしています。(桜の咲く頃は、新しい門出や異動等でこの歌を)
今日の一曲 / 惜別の歌
by akr-24
| 2015-03-28 23:13
| 自然